MFクラウドファイナンス

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MFクラウドファイナンス

マネーフォワードから「MFクラウドファイナンス」のサービス開始のお知らせが来ました。
※当事務所はマネーフォワードの公認メンバーとなっています。

新しい資金調達サービスとしてMFクラウドファイナンスはどんなものか？
簡単に私の所見などをまじえて書いていきたいと思います。

 

MFクラウドファイナンスとは？　

MFクラウドファイナンスは、MFクラウド会計・確定申告やMFクラウド請求書のデータを使用して、金融機関へ資金調達の依頼・審査が行える資金調達サービスです。

クラウドでデータを利用するため、決算書などの面倒な書類の準備が必要ない、ということをうたい文句にマネーフォワードが2017年1月からサービスを開始しています。

 

MFクラウドファイナンスの特徴　

1 商品名

GMOイプシロントランザクションレンディング
（GMOイプシロン株式会社の金融商品）

2 利率

7.0％～13.5％
※MFクラウド公認メンバーの会計士、税理士の顧問先様は金利1.0％優遇キャンペーン有り

3 ファイナンス（借入）限度額

3,000,000円

4 借入期間

6か月

5 融資スピード

最短2営業日（2回目以降）
初回申込は最短5営業日

 

6か月の短期融資のみ、かつ最大3,000,000円までなので少額の短期運転資金用と言えます。

個人的には、銀行系や民間会社の事業性ローンと同じカテゴリーの商品という印象です。
金利6％（公認メンバーの顧問先優遇込）で借りることができれば、通常の事業性ローンの中ではかなり安いと思います。（経験上、最低利率が適用されることはほぼ無いと気がしますが）

 

まとめ　

MFクラウドファイナンスや事業性ローンのメリットは融資実行までのスピード（申込から2～5営業日）と審査が日本政策金融公庫などより緩いことです。

・数日後の支払いをショートすると事業に重大な影響が出る
・日本政策金融公庫や民間金融機関の通常の融資制度で借りることができない

などの場合にはやむを得ないと思います。
ですが、それ以外の場合はやはり日本政策金融公庫などの融資から検討することが王道になります。

余談ですが、事業性ローンを借りるとCICなどの信用情報機関にその借入情報が載ることになります。
事業性ローンの借入残高があることは、日本政策金融公庫などの融資審査にマイナスの影響がありますのでご注意ください。

 

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