神戸で融資を受ける時に税理士のサポートを受けるメリットやポイント
事業を始める際や事業拡大のために融資を受けたいと考えている方にとって、融資成功は重要なポイントです。
しかし、金融機関の審査を通過するためには、適切な準備と正確な書類作成が必要になります。
そんなときに頼れる存在が融資について経験の多い税理士です。
本記事では、神戸で融資を受ける際に税理士のサポートが必要なのか、どのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。
神戸での融資を支援する税理士の役割
融資支援を受けるメリット
神戸で融資を受ける際、税理士のサポートを受けることで多くのメリットがあります。金融機関は、融資の可否を判断する際に事業の財務状況を厳しくチェックします。その際に金融機関へ必ず提出する書類が決算申告書(個人の場合は確定申告書)になります。
金融機関への信頼性という点で、専門家である税理士が作成した(税理士の署名のある)決算申告書と、そうではない決算申告書には大きな差があります。まずは「税理士の署名押印がある決算書かどうか?決算書の数字、内容はその次」という人もいるくらいです。
事業の収益性や税務状況をチェックするにも、まずはその決算書の内容が正確かどうか?という信頼性が重要ということです。
また、税理士がいることで、財務状況を整理・分析し、適切な計画を立てることができます。
融資支援を行っている税理士(ただし、融資支援を全くしない、もしくは金融機関を紹介するだけという税理士も多いので注意)は金融機関とのやり取りに慣れているため、申請書類の作成や交渉をスムーズに進められます。融資の成功率を上げるためにも、専門的な知識を持つ税理士の支援を受けることは大きな利点となります。
税理士の具体的な支援内容
税理士が行う具体的な支援として、以下のようなものがあります。
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・融資申請書類の作成サポート
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・事業計画書の作成支援
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・金融機関との交渉のサポート
- ・財務状況の分析と改善策の提案
これらのサポートを受けることで、融資の審査を有利に進めることが可能になります。
神戸での融資相談の流れ
融資相談の事前準備
融資相談を行う前に、事業の財務状況を整理することが重要です。具体的には以下のような準備をしておくとスムーズです。
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・過去2~3年分(民間金融機関か日本政策金融公庫かで変わります)の決算書や確定申告書の準備
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・事業の売上や経費の詳細な資料
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・融資を受ける目的(運転資金or設備資金orその両方など)や返済計画の作成
これらの資料が揃っていると、税理士も具体的なアドバイスをしやすくなります。
融資申請書類の作成方法
融資申請に必要な書類には、事業計画書や資金繰り表、法人であれば登記簿謄本などが含まれます。
これらの書類を正確に作成、準備し、金融機関の審査基準を満たす形にすることが大切です。
融資に詳しい税理士は、これらの書類作成をサポートし、各金融機関の融資審査基準に合致するようなアドバイスを提供します。
金融機関との交渉ポイント
金融機関と融資交渉を行う際には、以下のポイントが重要です。
-
・返済計画の明確化(返済原資となる利益がどう出るか?)
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・事業の成長戦略の具体性(証拠となるような書類があるか?)
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・融資の資金使途と金額の妥当性(使途が明確かどうかと金額が過大ではないか?)
税理士が交渉に参加することで、的確な対応ができるため、融資が成功しやすくなります。
税理士に依頼する際の費用について
開業支援を税理士に依頼する際の費用
開業支援として税理士や融資サポート機関に依頼する場合、相場は約10万円~30万円程度です。これは、事業計画書の作成や融資申請書類の準備などを含む費用になります。
融資依頼時の成功報酬の相場
融資を依頼する際の成功報酬は、融資額の3%~5%程度が一般的です。例えば、1,000万円の融資を受けた場合、成功報酬として30万円~50万円が発生することになります。
神戸創業サポートオフィスでは完全成功報酬型:着手金0円+成功報酬1%~でサポートさせていただいています。
神戸での税理士選びのポイント
融資実績が豊富な税理士の見つけ方
融資支援の実績が豊富な税理士を見つけるには、以下のポイントをチェックすると良いでしょう。
-
・過去の融資成功事例を公開している
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・地元金融機関とのネットワークが強い
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・相談実績が豊富
特に、地元の金融機関とつながりがある税理士を選ぶことで、スムーズな融資支援が期待できます。
全国展開しているような税理士事務所、サポート機関が良いようにも感じますが、申し込むエリアに支店・営業所が無い場合は注意が必要です。リアルの営業所が無い場合はそのエリアの金融機関との付き合いが薄いことがあり得ます。
オンライン対応やデジタル対応は利便性が高く、どこでも誰でも利用できますが、サービスが標準的・画一的になりやすい傾向があります。つまり、誰がやっても、どこでやっても、自分で全てやっても簡単に融資が通るような方に向いています。
事業性融資とは別ですが、ネット銀行の住宅ローンのオンライン審査(申込者の属性で決まる。個人事業主は高収入でもほぼ通らない)などはその典型かと思います。
個人的には今の時代でも融資は意外と地場の専門家が強く、アナログな面で差が出る印象があります。
上記を踏まえた上で融資相談をする際には、まず無料相談を利用するのがおすすめです。
曽禰会計事務所では、神戸での融資相談に対応しており、初回相談は無料で行っています。
まとめ
神戸で融資を受ける際、融資経験豊富な税理士のサポートを受けることで融資審査の通過率が上がり、金融機関との交渉もスムーズに進みます。
税理士は事業計画書の作成や申請書類の準備、交渉の支援などを行い、融資獲得を成功に導く重要な役割を果たします。
融資を検討している方は、まず税理士の無料相談を活用し、自身の状況に合った最適なアドバイスを受けることをおすすめします。
曽禰会計事務所では、融資に関する無料相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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